安房医療ねっと

医療と介護と福祉がつながる

【52】映画「もうろうを生きる」上映会と西原孝至監督講演

聴覚障害者対応 日本語字幕付き、視覚障害者対応 音声ガイド付きの映画

「もうろうを生きる」を上映しました。

上映会には、安房医療ねっとのメンバーの皆様40名ほどに加え、丸山・館山手話サークル、安房郡市聴覚障害者協会の皆様他、一般の方々が20名ほどご参加くださいました。監督講演には、急遽メンバーの方が、手話通訳もしてくださいました。いつもの例会とは違うネットワークが広がりました。日頃交流の機会が少ない私たち医療介護の従事者にとって、実りある機会となりました。ありがとうございました。

下記に3本の動画がございます。ぜひご覧下さい。

まずは西原孝至監督のお話です。

続いてプロデューサーの山上徹二郎さんのお話です。

最後は会場の皆様からのご意見、質疑応答です。

 

下記にお二人がフェースブックに投稿されていたのを拝見し、
ご許可いただきましたので、掲載させていただきます。

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映画「もうろうをいきる」を、花の谷クリニックで行われた安房医療ねっとの例会の企画で見ることができた。千葉県では初の上映。

西原孝至監督とプロデューサーの山上徹二郎さんのお話も、貴重な時間だった。目が不自由な上に、耳も不自由な盲ろう者の人は、日本に約1万4千人いるという。心がかようコミュニケーションが、どんなにか人の心を豊かにするか、言葉をかわす事の美しさを感じた。   吉野由美子さん

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昨日、花の谷クリニックで安房医療ネット主催の映画上映会があり、鑑賞しました。監督の西原さんとシグロプロデューサーの山上さんのトークが上映後にあり、作品に託すそれぞれの思いを聴くことができました。
映画に出てくる盲ろうの方は、みなさんそれぞれの職場や地域で、その人なりにご自身の力を最大限使って楽しく生活されていて、見ている私も嬉しくなりました。
また、サポートする健常の支援者が当事者のひたむきさに常にリスペクトしながら寄り添い、お互いに優しさを伝え合いながらコミュニケーションを取る姿に、今だけ金だけ自分だけの風潮が余りにも蔓延ってしまった今の日本社会の形を変えて行くヒントがあるように思いました。
本来、人は一人一人が個性的であり、それぞれがマイノリティーだと思うのです。変な集団意識を捨てて、一人一人が個性を輝かせつつ、緩やかに横につながり、リスペクトし合い、助け合う社会を作りたいと、この映画を観て思いました。
追記 挿入歌に使われている、桜井まみさんの歌と音楽が鼓舞せず説明せず主張せず、な感じで好印象。他の楽曲を聴きたいと思いました。2012年に寝耳に銀の刺繍というタイトルのCDを出してるようです。Amazonに在庫あり。   五十嵐逸美さん

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